スキットが面白いし、コラムも実用的で充実しています。英文も平易で分かり易いです! CDの収録時間は70分で、Part 1の「ガイドの基本フレーズ300」と、Part 2「状況別ガイドのポイントを押える」のスキットと応用フレーズが4人により吹き込まれています。
「プロローグで」、中山さんが書いているように、中山さんとのジェフさんの体験したエピソードが反映された、「一息で言える長さで、パパッと要領よく説明」し、「説明の際にユーモアを交え」て書いている。どうしても、我々日本人は日本語で文章を書くときのように、長い、複雑な文章を考えがちですが、ジェフさんも表現は「シンプルが一番」だと述べています。これは観光ガイドでなくても英語で表現する時の基本だと思います。
Part 1はガイドの基本的な表現が一文ずつ300ですが、このCDブックの優れたところはやはりPart 2の内容です。
Part 2「状況別ガイドのポイントを押える」で挙げられたスキット30話は留学や旅行でも外国人と日本について話すときの参考になると思います。やはり、「パチンコが禅に通じているとは?」、「選挙カーが家の前を通ったら?」、「塾通いの子供について説明するときは?」「富士山頂で初日の出を拝むことになったら?」「平和公園で千羽鶴について聞かれたら?」といった、あまり類書に見られない話題あたりはお二人の体験から出てきたものなんでしょうね!?スキット30話で出てきたフレーズの応用文を二つずつ追加した「応用フレーズ」も使い方がよく分って良いですねえ!それから各スキットに関連した「通訳案内のコツとトレーニング法」では食事のタブー、西洋では奇数のセットが珍しいとの話、道案内で”please”を付けると不自然だとか、歴史に関する話題は年号より世紀の方が分りやすい、和製英語やでたらめ英語の着いての注意点、度量衡の換算、人を指す時はheやsheではなく、固有名詞の方が良い、だとかためになるコラムも充実しています。