Il decimo Suono di ferite lacere 主人公はイタリアの片田舎の決して恵まれているとは言いがたい島に生まれた、国家にも仕事にも自分にもヤル気のない人間で、今でいう所の駄目人間といっていい若者。なんだけど、チリから亡命してきた世界的詩人『パブロ・ネルーダ』にふとしたことから郵便を配達することになって少しずつその詩的な目線と触れ合うことになり、自分のまわりにある様々な詩に気付いていく。小さな島の景色や穏やかな音楽に彩られている、その詩的な目線をおぼえていく過程がとてもいい。