スキャナー・ダークリー [DVD] のレビュー
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ワーナー・ホーム・ビデオ
スキャナー・ダークリー [DVD]
ジャンル:
DVD(DVD)
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参考価格:
¥ 3,548 (税込)
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スキャナー・ダークリー [DVD] についてのレビュー
『ウェイキング・ライフ』でも実写をアニメのように加工する手法を用いたリチャード・リンクレイター監督が、同じパターンを踏襲し、さらに映像を進化させた1作。原作はSFの巨匠、フィリップ・K・ディックで、彼の個人的な体験も反映されているという。キアヌ・リーブス、ウィノナ・ライダーら俳優たちが実際にカメラの前で演技し、その映像がポップなタッチのCGアニメとなり、何だか奇妙な感覚に陥っていくのが本作の特徴だ。
物語の背景は、麻薬が蔓延した近未来のカリフォルニア。覆面捜査官のボブが、自分の家に監視カメラまで付け、友人たちの行動を調べることになる。捜査官のボブと、監視される側のフレッド。同一人物ながら、ふたつの立場、ふたつの人格を持ってしまう主人公は、自分のアイデンティティーを失っていく。その苦悩と、友人たちの能天気な会話や行動のミスマッチ感も本作の狙いか。自分の姿を隠すために、ボブが頭からすっぽり被る「スクランブル・スーツ」がユニーク。さまざまな外見に変化する様子はアニメならではの映像で、同時に自己の揺らぎという映画のテーマを表現している。ラストのメッセージといい、原作者ディックの意図を汲んだ野心作だ。(斉藤博昭)
スキャナー・ダークリー [DVD] について購入者の感想
ディック・ファンだけの為と言っても過言ではないかも
好意的な下記レビューアーの方が原作に近いのを褒めておりますが、逆に原作と抱き合わせて観ないとツライかもしれませんな。ええ、私もディック・ファンですし、この映画の出来には痛く感動している一人なのですが。どう考えても内輪ウケしかしない内容に、この豪華出演陣。このギャップにハリウッドの懐の広さを感じます。
完成までに二転三転あったそうですけど。
なぜアニメか。“やってみたかったら”以上の理由は挙げられない気もしますが(笑)、それでもいいぢゃありませんか。素敵な映像には違いなかったかと。
ご馳走さまでした。
原作読んだことがあると、まじ感動する。
すごいすごいすごい!原作の雰囲気がとてもよく再現されていると思います。
キアヌ・リーブスもなかなかはまり役。ぼさぼさの髪、青白い顔…。
覆面捜査官として主人公自らも重度のヤクチュウとなり、物質Dの捜査を描く物語。
フィリップ・K・ディックのヤクチュウ時代の生活が基になっているらしい。
一応SF作品らしいけど、全然SF作品らしくないです。
そして悲痛です。
原作も読んでみましょう。
山形造生曰く、「ディックの最高傑作」。←昔の山形さんの翻訳本のあとがき。
そしてディック自身も「僕の最高傑作。」と言っている!
是非ミロ!
斬新な映像が、ジャンキーの世界を上手く表現
ものすごく現実にちかいアニメーションでありながら、アニメとも現実ともつかない、まったく異質な世界を体験できるのがこの作品。それもそのはず、このアニメーションは『原画が実写』という変わり種なのです。つまり、まずは本物の俳優が演技した実写フィルムを作成し、それをコンピューターで色づけして、アニメ化した作品なのです。
この世にも奇妙なアメコミ風のバーチャル空間は、際立った独自性を生み出すことに成功しており、物語のテーマである「ドラッグによる自己崩壊」の世界を表現するのに、まさに最適の表現方法であると言えます。アニメとも実写ともつかない不安定で落ち着かない映像が、そのまま薬物による禁断症状の世界を投影しているかのよう。
物語の導入部分から、すでに主人公はかなりのドラッグ中毒なのですが、同時に彼は麻薬の囮捜査官でもあるという複雑な設定です。その上、周囲を囲むキャラクターは正気じゃないジャンキーたちと、なにやら裏がありそうな捜査官やドクターたちで、誰一人として感情移入できるキャラクターはいません。主人公も含めて、誰もが表と裏の顔があり、それも含めて一筋縄ではいかない作品と言えます。
個人的には、独自の映像と救いの無い破滅型ストーリーは楽しめました。ラストの意外な展開も○。ただ、これが一般ウケするかは疑問です。ジャンキー同士の会話も、まさに薬物中毒者同士のリアルなやりとりだと思いますが、ちょっとリアルすぎて観ている方は置いてきぼりになるかもしれません。原作は『ブレードランナー』などでおなじみのフィリップ.K.ディック。カルト臭の強い近未来SFが好きな方にお勧めです。
3DのCGが嫌いな人の為に
案外、好きカモ?
ちょろっと見ても飽きないし!
その度に新しい発見がある!
ジャパニメーションではなく
アメコミやイラストが好きな人向け?
ディックの映画
数あるディック原作の映画の中で、おそらく一番原作に忠実な作品です。特に、エンドロールの直前に流れるAuthor's Noteが、原作と同じく心に響く、60〜70年代アメリカの闇を描いた、おろかで悲しいものがたりです。
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