
暁のキックスタート (広済堂文庫)

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| ジャンル: | 本
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| 参考価格: | (税込)
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暁のキックスタート (広済堂文庫) についてのレビュー
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暁のキックスタート (広済堂文庫) について購入者の感想
ゆとり世代なのか? タイトルから、期待して購入したが
自分の想像とは異なったので、期待はずれだった。
「片岡義男」ほどさわやかではなく
「山川健一」ほどドロドロしていない。物足りなさを感じた。
これなら「別コミの、mars」のような少女コミックのほうがましだ。
高校生のほうが、バイク載りの真の姿を理解している。
筆者が「片岡義男」に感化を受けたと言っているのだが、
乗り越えて欲しかった。ゆとり世代のゆるい感覚なのか?それ以下でしかないのが残念。
唯一、心に触れたのは、デコンプを使わずにSRのエンジンをかけようとして
プラグをかぶらせてしまった下りだ。実体験ではあるようだ。
80年代のマシンを乗るモノとしては恥ではあるが
今のインジェクションのマシンに乗る若者にはわからないこだわりだろうが
しかし、何か物足りなさを感じる。
「路面にたたきつけられて、地面から上を見た屈辱」はバイク載りなら
誰でも持つものだが、感じられない。
おそらく、「山川健一」のように挫折を感じていないのだろう。
バイク載りは死を覚悟して、キックスタートすべきだ。
人生を感じられない。
タイトル負けしているのが残念。再起を望む。
バイク乗りの意識の浮遊を描き切った、隠れた名作 オートバイというのは不思議な乗り物である。
いわゆる「風を切って」走る爽快感、これは乗ってない人でもわかる。
しかし、意識がどこかへ飛んでいくようなエクスタシーは
乗ってない人にはわからないだろう。
この実験的小説は、オートバイ乗りのそういう意識の浮遊感を
見事にあらわしきっている。
エッセイとミステリーとノンフィクションの融合……とでも言おうか。
だがそういうジャンル分けは意味を持たない。
何かを感じさせる本である。
何といっても、文章がうまい。
テンポよく読まされているうちに、まるでオートバイに乗っているような気持ちになる。
それにしても……「暁のキックスタート」。タイトルがいいではないか。
フィクションとノンフィクションの融合 『暁のキックスタート』、いいタイトルだ。片岡義男のバイク小説を思い起こし、懐かしさから購入した。
淀みなく流れるきれいな文章に引き込まれて読み進めていくうちに、{この本、どこかで読んだような気が・・・・・}といった、いわばデジャビュ的感覚に囚われ始めた。登場人物も語られる事柄もまったく違うのだが、風景描写や内面描写がそう感じさせたのかも知れない。それに私もオートバイ乗り(30年)だから、似通った感覚を持っていても不思議ではないだろうと思いつつ読み続けた。
しかしその感覚は小説の半ばを過ぎて明らかになった。『禅とオートバイ修理技術』が引用されているではないか!デジャビュではなかった。最初に語られる「深い穴ポコ」は、「奪われた記憶」に似ている。穴ポコを埋めるために、オートバイでひたすら走り続ける「ぼく」の心の奥底には絶えず「パイドロス」が潜んでいるような気がした。しかし、ユーモアがあっても悲劇的ではないので安心して読んでほしい。
解説に、「フィクションとノンフィクションの境界線を自由に跨いで行ったり来たりする実験的小説」とあるが、素晴らしい試みだと思う。遅れてきたオートバイ乗りにしては知識が豊富だし、ところどころに的確な引用(フィクションとノンフィクション)が挿入されていて、これが実に効果的だ。こうした小説をもっと読みたいものだ。明日から二連休、私も「穴ポコ埋め」のツーリングに出かけよう。
雑誌の制約からか ちょっとお上品 平成8年に唯一のツーリング専門誌「アウトライダー」に連載されたバイク旅行に関する短編集なのだが、雑誌の性格上なのか、私にはちょっと上品かなあ。
オートバイ小説がいくつか紹介されているがこの本の基調は、丸山健二や浮谷東次郎の叩き付けるような激しい情熱でもなく、ロバートパーシングの「禅とオートバイ修理技術」(これは名作!)の神経をすり減らすような緊張でもなく、片岡義男のお洒落なナルかかった、オートバイ旅行のように感じてしまう。
とはいえ、この本を読んで冬の寒い日にもかかわらずツーリングに出かけてしまいました。好きなんだけど、人に向かってスキとはちょっと恥ずかしくて言いにくい、オートバイ乗りのハーレクインロマンスと言ったら怒られるかなぁ?
読み終えた後にはオートバイに乗ってしまっています 「読み終えた後には、思わずオートバイに乗ってしまう」そんな本です。オートバイ乗りでなければわからないオートバイに乗っているときの躍動感、操る楽しみ、オートバイギアへのこだわり等が伝わってきます。それとこの本はオートバイだけでなく、絵画、旅、自由、青春など色々なテーマについて氏の考えが書かれており、人生本としても十分楽しめます。お勧めの一冊です。
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