
スキャナー・ダークリー [DVD]
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| ジャンル: | DVD
| | 発送可能時期: | 在庫あり。通常24時間~48時間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 1,775 (税込)
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スキャナー・ダークリー [DVD] についてのレビュー
『ウェイキング・ライフ』でも実写をアニメのように加工する手法を用いたリチャード・リンクレイター監督が、同じパターンを踏襲し、さらに映像を進化させた1作。原作はSFの巨匠、フィリップ・K・ディックで、彼の個人的な体験も反映されているという。キアヌ・リーブス、ウィノナ・ライダーら俳優たちが実際にカメラの前で演技し、その映像がポップなタッチのCGアニメとなり、何だか奇妙な感覚に陥っていくのが本作の特徴だ。 物語の背景は、麻薬が蔓延した近未来のカリフォルニア。覆面捜査官のボブが、自分の家に監視カメラまで付け、友人たちの行動を調べることになる。捜査官のボブと、監視される側のフレッド。同一人物ながら、ふたつの立場、ふたつの人格を持ってしまう主人公は、自分のアイデンティティーを失っていく。その苦悩と、友人たちの能天気な会話や行動のミスマッチ感も本作の狙いか。自分の姿を隠すために、ボブが頭からすっぽり被る「スクランブル・スーツ」がユニーク。さまざまな外見に変化する様子はアニメならではの映像で、同時に自己の揺らぎという映画のテーマを表現している。ラストのメッセージといい、原作者ディックの意図を汲んだ野心作だ。(斉藤博昭)
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スキャナー・ダークリー [DVD] について購入者の感想
麻薬社会を風刺した悲劇 麻薬覆面捜査官の主人公はジャンキーたちと面白おかしくジャンキーらしい生活を送っていたが、自分で自分を監視するという状況に置かれ、ジャンキーであるボブ・アークターと捜査官であるフレッドが『二人とも』自分であることがわからなくなっていく。
この映画ではロトスコープという手法を用いてすべてをアニメとして描いている。
これによって次々と人相や服装が変わるスクランブルスーツや麻薬中毒者の見る幻覚をうまく表現し、実写とCGを交えた際に覚える違和感を取り払うことに成功している。
アニメとはいえすべて役者の動きをトレースしているので、観客である私たちはこれが実写かアニメか時折区別が付かなくなる。これはまるでボブとフレッドの区別が付かなくなってしまった主人公のようだ。アニメか
実写か、どこが幻覚でどこが現実か。喜劇なのか、悲劇なのか?
めまいを覚えるような映像のラストに込められた、強いメッセージを受け取って欲しい。
スキャナー・ダークリー (ハヤカワ文庫SF)
この原作と俳優であえて「アニメ化」する激しいこだわり 実際の俳優を撮影した映像をデジタル画像処理によってアニメーション化するロトスコープという技法によって制作。
舞台は「今から7年後」の、「物質D」とよばれるドラッグの蔓延が社会問題化したロサンジェルス。政府が有効な対策を見いだせない中、ニューパス社の中毒患者の矯正が効果を上げていた。同時にニューパスの矯正施設とドラッグディーラーとの裏取引の噂もあった。麻薬捜査官のフレッドはおとり捜査のためにボブと名前を変えてドラッグ常用者たちと共同生活を営んでいたが、仲間の一人バリスがボブを密告しにきたのをきっかけに捜査官として自分や仲間を監視することになる。仲間を信用させるためしかたなくドラッグを摂取するフレッドは、ドラッグの副作用に侵されていく。おとり捜査中にドラッグに溺れ自分を見失っていく捜査官をと共にドラッグにが蔓延する近未来のアメリカを描く。
分かりやすく言うと、キアヌ:フレッド=ボブ(潜入捜査官=ドラッグ中毒者)
「実写」もう一本。これもなんでわざわざ「アニメ」にする必要があるのかなー、と。キアヌとK・ディックだけで十分観客取れるだろう?この原作と俳優であえて「アニメ化」する激しいこだわりがバリバリ伝わってきます。
捜査の為着ぐるみのような「人体の皮」を着脱して「ボブ」に「なりすます」「フレッド」。が、しだいにドラッグと複数の人格と共に自分を見失っていく自己喪失のストーリー。最終シーンの麦畑のうねりが美しいです。で、相変わらずキアヌはゲイっぽいです。どうしてもJ・ブラックにしか見えないメタボ君がひとり。なんどもキャストを見直したくらいです。
フィリップ・K・ディックは人気作家ですが、自分は最後まで読めたためしがないのです。難解なのか、合わないのか…。こうして映画化されると映画の方は「見ようかなー」と思うのですが…。「うん、なかなか面白かった」→「改めて原作読もうか」とはとても思えないしきいの高い作家です。
自分にはK・ディックは「無理」
映画を見て改めて再確認しました。
浮遊感漂う不気味な映像に拍手 近未来、どこからともなく供給されるドラッグ、物質Dがアメリカ中に蔓延していた。麻薬捜査官たちはDの供給ルートの解明に躍起になっていた。彼等は安全のため、普段はスクランブル・スーツという全身の姿を別人へと変化させる特殊なスーツを着用しているため、お互いの正体すら分からない。
覆面麻薬捜査官フレッドはボブ・アークターとして麻薬中毒者のグループに潜入捜査を行う。売人のドナにも接触し、恋人関係になる。ボブはジャンキーたちの信用を得るため、自らもDを服用するが、依存症に陥ってしまう。
そんなある日、フレッドは上司から命令をうけた。Dの密売組織の大物と思われるボブというジャンキーを監視せよと。そう、上司もフレッドの正体を知らないのであった。
自分の家に仕掛けられた盗撮カメラの再生映像で自分自身を監視(スキャン)するフレッド捜査官。そんな倒錯した仕事を続けるうちに、疲弊したフレッドはますます麻薬に溺れ、彼の精神は次第に左脳と右脳、フレッドとボブへと分裂していき、その日常は現実と幻覚が混濁した悪夢に向かい始める・・・・・・
実際の麻薬中毒者(ジャンキー)に取材したフィリップ・K・ディック原作のドラッグ小説を忠実に映画化。本作は実際の俳優を撮影した映像をデジタル画像処理によってアニメーション化するロトスコープという技法によって制作された。この映像が、現実感希薄で違和感ありありの白昼夢的世界観に上手くマッチしている。
麻薬中毒者たちのトリップ表現が何とも巧み。暴れまくったり叫びまくったりという、ドラッグ映画にありがちな過剰な狂気アピールがない。特にロバート・ダウニー・Jrのナチュラルな狂いっぷりが素晴らしい。常人と微妙に、しかし決定的にズレている、その匙加減が抜群である。さすが実生活において薬物で捕まっただけのことはあるwwww
アイデンティティ・クライシスに陥る主人公に扮するキアヌ・リーブスの繊細な演技も良かった。
P.K.ディック映画化作品の最高傑作 豪華キャストと実験的な視覚効果ながら、ディック原作に忠実な初の映画作品 原作を読む前に観るのも良し、原作を読んだ後に観るのも良し 本棚のディックの文庫本の真横に並べたい作品 特典にはディック本人のインタビューやディックの家族、ティモシー・リアリーと親交の深いウィノナ・ライダーのインタビュー等、ディックファンのコレクターズアイテムの色合いが強い フィリップ・K・ディックの強烈な"影"を感じることのできるカルト的な名作の誕生
ディック・ファンだけの為と言っても過言ではないかも 好意的な下記レビューアーの方が原作に近いのを褒めておりますが、逆に原作と抱き合わせて観ないとツライかもしれませんな。ええ、私もディック・ファンですし、この映画の出来には痛く感動している一人なのですが。どう考えても内輪ウケしかしない内容に、この豪華出演陣。このギャップにハリウッドの懐の広さを感じます。
完成までに二転三転あったそうですけど。
なぜアニメか。“やってみたかったら”以上の理由は挙げられない気もしますが(笑)、それでもいいぢゃありませんか。素敵な映像には違いなかったかと。
ご馳走さまでした。
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